先日の記事「インナーチャイルド 1.」 は、少々重めな内容になってしまいましたが・・今日は魂の観点から綴ってみますね。
魂は、今世生まれる前に、さまざまな計画を立てて、契約を交わして転生します。
私の場合は、両親のもとで育った環境がとても重要でした。魂の観点から捉えると、両親はとても辛い役割を担い、私の気づきを促す目的があったのです。
私には一種の衝撃が必要でした。本来誰しも無条件に愛されている存在でありますが、そこから浮上したものは〝闇〟でした。〝3次元に生きる私〟に闇を抱かせるのが、〝両親の魂〟にとっては、ひとつの役目だったという訳です。
〝私の魂〟は学びたくて望んだことでした。闇を知らなければ、光との統合は不可能だからです。

これ以上ない程に落ちてしまったとき、絶妙なタイミングで感情解放をサポートする人が現れたり。一見それが、どんなに酷く冷たい裏切りだと感じられたとしても、魂の次元では愛をもって背中を押してくれた人もいます。
ある人は、肉体という器から離れる時を目前にして、魂は永遠で在ることを教えてくれました。「pas á pas」
お互いが課題を乗り越える目的があって約束を交わし、今世出会っているということです。
計画はあくまでも計画であり、自由意思がありますから、その通りに事が運ぶとは限りません。躓くこともありますし、どこかで迂回することだってあるかもしれません。
ですがそれさえも、必要であるから経験します。
1度の経験で乗り越えられなかったときは、再び〝壁〟だと感じられる出来事や、そこから抱く感情の手放しに挑戦する機会が訪れます。今世クリアしなかった場合は、来世に持ち越して再び挑戦するという課題もあるのでしょう。
どの道を辿っても、そうすることがその人にとっての大切な学びの過程ですから、善悪を判断するものではありません。
これまでの私たちは、目に見える物事を判断してきました。それは永らくそのように受け継がれてきたのですから、致し方ないのかもしれません。
これからは、起こる事象を俯瞰することにより、気づく段階に在ります。見えないものに、意識を向ける次元に在るということです。
どちらかに傾くのではなく、すべてはバランスです。調和です。
そこに真実が在るのです。